面白い日記を書ける人は存在するか

ブログを始めてからまだ「日記」と言えるものを1回か2回しか書いていない。日記は難しい。その日あったことというのは、その日あったというだけで、何割か増しで面白く感じてしまう。他人の目で冷静に見ると面白くないことも、面白いことだと勘違いして書いてしまう危険性が高い。何年も前の記憶は基本的にぼやけてしまうもので、思い起こすのに労力が要るけど、時の淘汰を受けてなお残った記憶というのは、それなりに自信を持って面白いと言えるものだったりする。日記の場合はそういう自信が持ちづらい。なので、面白くなくてもいいやという気持ちで公開しなくてはならず、それがなかなか難しい。面白くなるように推敲を重ねようにも、客観視するのに必要な放置の時間がとれない。

日記を公開している人はすごいと思う。面白くなくてもその度胸がすごいし、面白いとしたら、どうやってるのか本当に聞いてみたい。糸井重里さんの「ほぼ日」でさえ、気仙沼だかどっかに言った日の日記チックな回はあんまり面白くないのに。理解を超えている。面白い日記を書ける人は、現代の三筆を名乗れると思う。

面白い日記を書いてるぞ、面白い日記を書いてる人を知ってるぞという方いたら教えてください。