第1回面白会メモ
先日、何人かで「各々が個人的に面白いと思っているものを持ち寄って互いに紹介したり熱く語ったり面白の要素を分析したりする集まり」というのを開催しました。
【募集】参加者各々がジャンル問わず個人的に面白いと思ってるものを紹介したり熱く語ったりする集まりを開催します。名称は未定で手探りですが、参加してみたい方はリプライまたはメッセージでご一報ください。4月9日(日)午前10:00〜12:00、池袋を予定しています。詳細は次の投稿にて。
— もりもとしょうじ (@dekaitakoyaki) 2017年3月24日
各々が何を持ち寄ったかは置いといて、印象的だった言葉や論点を(私の解釈が混じりますが)メモっておきます。
・リアルという意味合いに留まらない広い意味での「リアリティ」
・面白さの大部分はリアリティで決まるのではないか
・物語における「栄養」
・その時点で展開に直接関わらない背景的な設定も、それ以降の展開における栄養として機能するのではないか
・唐突なギャグは通常リアリティを損なうが、それを栄養として活かすような展開に拡張できれば、リアリティは維持されるのではないか
・4コマ漫画に爆発が少ないのは栄養の面から説明できそう?
・ドラゴンボールなどのバトル漫画では、ある敵の強さが、その後の敵の強さの栄養になる?
・ドラゴンボールを4コマ漫画にすることを想像してみるとわかりやすい
・言葉ではない、構造を使った笑い
・正解→不正解の順を入れ替えて、不正解→正解の順で見せても面白い
・この構造の使い方によってはメロディも笑いになり得る(歌詞で笑わせるのではなく)
・「真剣さ」
・ドラゴン桜における「真剣な表情でただ立っているだけの縦ゴマ」の面白さ
・頭身の狂いや脈絡の無さなどいろいろな要素が絡みそうだが、「真剣さ」が根っこにありそう
・真剣である、おちゃらけない、ウケを狙わないというのは、前述のリアリティにもつながる
・ヤフーコメントの真剣さ
・シリア空爆のニュースに対して「国民がかわいそう」とコメントする姿勢
・Twitterのネタツイートへの賛否
・クリップアート的な面白さ
・LINEスタンプなどにはない空っぽ感
・制作者の色気が見えない、押し付けがましくないので、受け手から積極的に面白がりやすい?
・クリップアート的なものの意図の見えなさや静かな佇まいは、前述の「真剣さ」と遠いようで近い?
・おそ松さんは回による
・おそ松さんには論点がたくさんありそう
・おそ松さんを強く支持している層は同時にモブサイコも強く支持する傾向がある
とりあえずざっと思いつくのを列挙しました。各トピックについて後日もう少しちゃんと書くかもしれないし書かないかもしれません。