廃CDの束に糸を通し、それをまた無数に束ねることで作られた吊り橋があるのだが、何十年経っても朽ちる気配がない。人間でそれを渡った者はいないからだ。思えばあれを渡ればよかった。 急行が止まらない駅の裏手に強い酸性の泉があり、遺体を投げ込めば跡…
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